岩手の内陸部では水道が凍ります。それくらい寒いです。でも筆者は生まれてからそれが普通なので今までなんとも感じていませんでした。でも暖かい地域では水道管は凍らないですものね。
盛岡は冬は寒いが北海道程ではありません
盛岡は近くに本州1寒い薮川が控えていますので、移住して住んでいる人から言わせれば「盛岡はとても寒い」と言います。しかし寒さの本場北海道から移住してきた人から言わせれば「北海道に比べればまだまだ甘い」と言います。本場北海道より暖かいが、北海道以外では一番寒い地域です。盛岡に冬に観光や出張に来る時はぜひ暖かい服装で来てください。
岩手の水道には必ず水抜き栓があります
岩手に初めて暖かい地域から転勤などで移住してきたら必ずアパートの大家さんや職場の親切な同僚から忠告を受ける事項があります。それは冬に水道管の水を抜く作業を必ずする事です。地元の人は当たり前すぎて誰も言いませんがとても大切な事です。
やり方は非常に簡単です。どこの家にも外に水抜き栓がありますので、それを「閉める」の方向に回してしまいます。それと一緒に水道の蛇口を開放(出る状態にする)するのです。(完全に同時でなくても多少の時間差があっても構いません。)この2点セットを必ずしないと水道管に水が残ってしまい水道管が凍結します。それはイコール水道が使えないという悲惨な状態になります。生活できなくなり水道業者に高い料金を払って凍結した氷を溶かしてしまう事態が発生します。簡単に防げる、もったいない出費だから皆さんが忠告するのです。
ちなみに岩手の夕方のローカルニュースでは冬には各地の水道凍結情報を流します。それ位当たり前のことです。
冬には溝がある靴を履かないと転倒して危険です
<危険デンジャー!!>雪の降らない暖かい地域の靴屋さんで靴を買うと靴の底が平らな靴を販売しています。なので暖かい地域の人たちは皆靴の底が平らな靴を履いているはずです。でもその靴で冬の岩手に来ると危険です。道路が凍っていて転倒してけがをします。特に自動車の交通量の多い狭い歩道を歩いていれば下手をすれば転倒して巻き添え人身事故が起きますので本当に自動車歩行者お互いに気を付けましょう。
岩手に来てあまりにも道路が氷状態になっている時は、岩手の靴屋さんに行けば冬道使用の底に滑り止め加工がした靴を絶対売っていますので安全のためにそれを買う選択肢もあると思います。それだけ岩手の冬道は簡単に滑り地元の人もしょっちゅう転倒するので、歩行者自動車お互いに気を付けています。
冬は屋根からの落下に気を付けてください
岩手では特に春先に屋根から雪の塊が落ちます。暖かい地方の人はそれは柔らかい雪だと思っているみたいですが、屋根から落ちる雪の塊は雪の塊ではなくて氷の塊に変化しているのです。地元の人々はもしも落ちてきたら命に関わるとても危険な事ですので、皆屋根の下を避けて歩いています。道路沿いの屋根が突き出している家では毎年屋根の雪が歩道に落ちるので注意喚起で「屋根落雪注意!!」と書いている家もありました。
屋根に積もった柔らかい雪が氷の塊に変化する原因は、大雪が降った時に屋根に近い部屋が暖かいから一旦雪が解けて水になりその後凍るを繰り返すから大きな氷の塊に変化するのです。
岩手に長年住むと必ず屋根から雪氷の塊が派手に落ちるのを目撃しています。それはすごい量とすごい音響です。ビビる瞬間で巻き添え事故にならなくて良かったと思う瞬間です。
雪は岩手の観光資源です。
岩手の寒さや雪の実態を書きましたがその寒さや雪がスキー場などの岩手の観光資源に貢献しています。いわてのスキー場は寒さによるパウダースノーで有名です。
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